常識があれば大丈夫!ゴルフのマナーと上手に付き合うコツ

マナー・ルール

マナーが大事と言われるゴルフ。
特にビギナーの方だと戸惑うことばかりかもしれません。
マナーのことが気になって実際のプレーに身が入らなかったりすると、せっかくのゴルフも楽しめないですよね。
どのくらい身に着ける必要があるのか、そのポイントをご紹介していきます。

マナーはすべてを覚える必要はない

ゴルフではマナーが大事とはいえ、ルールとは違って思うほど難しくはないです。
最低限わかっていればOKなのは、他の人に対すること。
 
・ 迷惑をかけない
・ 不快な思いをさせない

これらは社会的な通念とそう変わりはいので、一般的な常識があればほどなくして身につくでしょう。

【プレーファストを心がける】
そうはいってもゴルフ場に限ったマナーというのがあることは抑えたいところ。
ゴルフ場で一番大事にしたいのがプレーファスト。
プレーを楽しむ他の人の時間を奪わない、という考え方が根本にあります。
そのために必要な「手段」は、他の人をせかしたり、自分で焦って走り回ることではありません。

・ 移動の際はクラブを3本持つ
・ スムーズにカートに乗り込む
・ グリーンでスコアは付けない

などどれも合理的なことで、これらは一度行えば覚えてしまうことです。

【やっかいなマナーもある】
一方ゴルフならではのことで戸惑うのは、次のような正しいやり方がわかりづらいもの。

・ 旗竿の抜き差し
・ 目土入れ
・ ボールマーク直し

その中で、旗竿はどのタイミングで誰が抜くのか戸惑うことでしたが、3年前のルール改定後は、立てっぱなしでもよいということになりました。

目土については、バンカーをならすことよりおろそかにしている方が多いようです。
いつもはキャディさん任せとなってしまい、いざセルフで回るとなると芝を削った後に土を埋めるということを忘れがち。

もし実施したとしても、プレーファストを意識するあまりスコップでどさっと目土を落としてそのまま、ということもありますがそれはダメです。
目土の目的は、芝の修復はもちろんですが、他の人がディポット跡につかまって打ちづらくなることを防ぐということにあります。
足で踏んでシューズの跡が残らないようにサッと払うくらいで大丈夫です!

マナーは固くならずに雑にこなす

実はマナーというのは「雑にこなす」のがオススメです。

【マナーはサッとすます】
例えば洗面台を使ったら、手を拭いたペーパータオルなどでサッと台の周りの水滴をふき取る、というマナーがありますが、この感覚が大事なのです。

親切丁寧に水気を完璧にふき取る必要はなくて、時間をかけることもありません。
この感覚をラウンド中のマナーに取り入れてみるとスムーズにこなせるでしょう。
ただし雑にサッとすますには抑えるポイントがあります。

【ゴルフでのサッとすますポイント】
目土の場合だと必ず行いたい「踏みならす」のように、ボールマーク直しの場合だと「手早く周辺の芝を刺す」という行動に慣れたいところ。
最初は時間がかかりますが、次第に急いで「雑にこなせるようになる」ということでしょう。

ボールマーク直しはパットの打球に影響が出ない程度に直せば十分です。
それをサッとこなすには、よくある2本足のグリーンフォークではなく、1本足のもの、もしくはロングティを使うのがオススメです。

ボールマークはボールが芝をへこませているのではなく、周辺に芝土を押しのけているだけ。
なのでボール跡の底を持ち上げるのはダメで、周辺からかき集めて戻すのが正しいです。
その際2本足のグリーンフォークは刺してから軽くひねると簡単に芝土を寄せられる反面、根を切って芝草を枯らす原因にもなりやすいのです。

その点1本足のものだと周辺をサクサクと刺せばちょうどよくボールマークが埋まるし、根は切れません。
パターでならすのも含め1つ8秒ほどで直せればちょうどよいですね。

まとめ

ゴルフのマナーは難しそうですが、他の人を不快にさせないことを意識すれば複雑なことはありません。
さらにちょっと面倒な目土の処理やボールマーク直しがスピーディにできるようになれば一目置かれること間違いなしですね。

関連記事一覧