難しいコースで100切りするために必要なこと

ゴルフコース

ゴルフの目標設定として掲げやすいのが、100切り。
ボギーペースでラウンドすれば、スコアは90前後となるためホールごとの目標としても掲げやすいですよね。
しかし、頭で考えるのは簡単でも実際やるとなると難しい。
今回は難コースで100切りするために必要な事をまとめました。

とりあえず100切りは初心者の目標!?

ゴルフを始めて何度かラウンドしているうちに、100に近いスコアが出るようになり100切りを目標と定める人が多くいます。

とあるアンケートの結果を見ると、100切りまでのおよその期間は3〜4年程度。
練習量には関係なく、約18ラウンドが必要と言われています。
しかし、2008年のゴルフダイジェストが行ったアンケートによれば、実に7割のゴルファーが100オーバーでラウンドしているという結果が出ているのです。

それほど100切りという目標は難しく、毎回出来るという人はごく少数。
初心者の目標と言われがちな100切りですが、アンケート結果を見る限り少し考え方が変わりそうです。

どんなコースで100を切るのかも重要

100切りと一口に言っても、平坦でハザードの少ないコースで出る90台のスコアと、難コースで出る90台では意味が違いますよね。
どんなコースでも良いから100切りがしたい人にはコースレートが低めのコースがおすすめですし、難コースで100を切りたい人にはその逆がおすすめ。

初めてのコースで良いスコアが出ても、2回目はそうでもなかったという経験がないでしょうか?
初めてのコースは先入観がなく、先が読めないことから保守的なプレーをしやすくなります。
そのため、ビギナーズラックと呼ばれるような好スコアを出すこともあるんですね。

しかし、難コースで100を切るためにはそのコースを熟知し、マネジメントする能力が必要とされます。
ビギナーズラックの100切りより、マネジメントをした100切りの方が価値があります。
練習の成果をコースで出す場合にも、難コースの方がより楽しみを見つけやすいと言えるでしょう。

100切りするなら考え方を変えてみよう

100切りしたいのに出来ない!
ここ何年かは100切りできていないゴルファーは、コースマネジメントや練習法の考え方を少し変えてみましょう。

ゴルフは250y飛んでも、1mのパットを鎮めても1打です。
そのため、100切りにはパターの精度を磨くことが1番の近道。
コース内ではOBやハザードなど、障害が多くなりますがグリーン上で大きな障害と言えるものはほぼありませんよね。

特に練習でドライバーばかりを打っている人は、100切り出来ていない人が多いのも特徴です。
ドライバーはラウンド中に使用する回数は、多くて14回程度。
100のスコアのうちの14打だけを練習していても、ゴルフは上手くなりません。
ドライバーより遙かに使用数の高いパターは、スコアに直結するショットです。

どうしてもパターが苦手という人は、ベタピンに寄せられるくらい精度の高いアプローチを打てば良いのです。
苦手なクラブを作ることは上達の足かせになりますが、どうしてもと言うときはアプローチ練習を丹念に行いましょう。

また、コースマネジメントもハザードまでの距離と自分の飛距離を照らし合わせ考えるとよりスコアを減らすことが可能。
グリーン上を1パットで終わらすためには、何ヤードのアプローチで乗せるかということまで考えてラウンドすることで、2打目3打目の飛距離が必然的に見えてきます。

難しいコースでの100切りはマネジメントに勝算あり

難しいコースで毎回100を切るような上級ゴルファーは、ショットが上手いということよりもマネジメントが手堅いという特徴があります。
決して冒険はせず、拾えるparは確実に拾っていくスタイルです。

難易度の高いコースでは、ドライバーショットの着地点にバンカー、セカンドの方向に池と、思い切りスイングできない場面が多くあります。
そのためクラブを選ぶマネジメントもそうですが、フルショットをする機会は希と考えるのが妥当。
ハーフやスリークオーターのショットを使って、落としたいところに確実にショットする力が必要となります。

そうなると、練習場で行っているフルショットの練習は不要という考え方に行き着きませんか?
そうなんです、フルショットの練習は必要なく、思ったところにボールを置けるという確実性がまずは必要。
どこに行くかも解らないショットでは、的確なマネジメントを行うのは不可能となってしまいます。

難しいコースでの100切りを目指すなら、フルショットの練習をやめパターやアプローチの練習に専念してみましょう。
また、マネジメントの練習として色々な場面を想像しながら落としどころや距離を設定しボールを打つことが必要です。

100切りを味わうためには練習の考え方も一新しよう

人に自慢できるような難コースで100切りする場合には、コースを予習してマネジメントする力やパターやアプローチの精度を上げることも必要です。
自分の力量を的確に判断することで、過度な冒険はしなくなり確実性の高いラウンドをする事が出来るようになるでしょう。

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