ゴルフウェアやグッズは自宅できちんとクリーニングしよう

ゴルフライフ

ゴルフは意外と汗を多くかき、ウェアも汚れるスポーツ。
家に着いたらすぐ洗いたいところですが、そこでただ洗濯機を回すだけでは汚れがなんとなく残っているような気もします。
毎回自宅でクリーニングをしっかりしたいものですよね。
そこで役立つ基本をご紹介します。

正しいクリーニングのガイド

ゴルフウェアを綺麗に長持ちさせるには丁寧なクリーニング工程を心がけましょう。

【仕分けと前処理】
まず素材や色、柄で分けて洗濯方法を見極めます。
綿・麻・合成繊維の白物or色柄で分け、洗えるかどうかの判断は洗濯表示のタグをチェック。
それ以外のウール・シルク・カシミヤなどの動物性繊維、色合いや風合いを守りたいものは、デリケート洗いや手洗いに。

そして前処理として、目に見える汚れがあるかをまず確認。
あれば薄めた洗剤や前処理剤などを直接塗布します。
塗った後になじませておくと、汚れがよく落ちる状態に。
トップスの襟裏や袖口、パンツの裾などはプレケアしておきましょう。

【洗剤投入】
分別した白物と色物を別々に洗濯します。
白物だけで洗う方が白をキープできて、色落ちや色移りせず安心です。
粉末洗剤はお湯で使うことで、皮脂、タンパク質、汚れがより落ちやすい状態に。
液体洗剤は溶けやすく自動モードに投入しやすいです。

ウール・ニット・カシミヤなどのデリケートな素材は、アルカリ性が高い洗剤だと素材が傷みやすいので、おしゃれ着用洗剤を使ってケア。
異なるアイテムを混ぜると摩擦が生じるので、デリケートな素材同士で洗うのが最適です。
目が粗いネットに入れましょう。

【洗い~コース設定】
最近の洗濯機は節水モードになっているので要注意。
衣類の量を2/3までに調整し、たっぷり浸るように多めの水量設定にしましょう。
粉末洗剤の場合は、溜めた水に先に溶かしてから衣類を入れるのがコツです。

そして洗濯機のコース設定について。
ドラム式の洗濯機は叩き洗いする方式なので、衣類の量を少なくして水量を増やすのが鉄則です。
タテ型洗濯機は、節水タイプが主流。
もみだして擦る方式なので、水量を一段階以上多い設定に変え、水面より上に衣類が出ないようにしましょう。

そしてすすぎは1回だと十分に汚れが落ちず衣類の黄ばみやくすみの原因になるので、2回以上に設定して匂いや汚れを徹底的に落としましょう。

水温については、高いと皮脂汚れが落ちやすくなるので40℃前後の設定がベストです。
ですが50℃以上になるとタンパク質汚れが固まるので絶対NGです。
血液汚れも高温だけは避けましょう。

ヨゴレ別対策

一口にヨゴレといっても様々なケースがありますね。

【泥ヨゴレ】
洗濯機だけでは落ちないような泥ヨゴレの場合、一旦手洗いが必要です。
粉末洗剤を溶かしたお湯を桶に用意して、水の中で汚れを分散させるように洗濯ブラシでこすって落とします。
その後、洗えるものは洗濯機へ。

【食べこぼし】
汁物の汚れは、粉末洗剤を溶かしたお湯で部分洗いをしてから洗濯機へ。
カレー、ミートソースなどは洗濯後天日干しして紫外線に当てると、不思議とキレイに色素が落ちるので試してみてください!

【ファンデ・日焼け止め】
ファンデや日焼け止めは油分の汚れなので、前処理がマスト。
オイルクレンジングでふき取るか、前処理用洗剤などを塗ってよくなじませましょう。
服なら通常通り洗濯機へ、バイザー類は手洗いしましょう。

また、マーカーなどでついたサビは還元系漂白剤を使用して、キレイを取り戻しましょう。
強い酸性でサビを溶かす方法もありますが、色落ちや穴あきの危険性があるので、目立たない部分で一度試すか、白のみに試すのが無難です。

まとめ

ゴルフウェアもしっかり前処理して正しい洗濯機の設定をすれば自宅でキレイにクリーニングができます。
またそれでも落ちない頑固なシミやニオイには漂白という方法もあります。
漂白はとても効果があることですが、いきなりはNGなので一度洗ってできる限り汚れを落としてから行うと確実にキレイな仕上がりになります。
しかしどうしても取れない汚れやデリケートなものは専門のクリーニング店におまかせしましょう。

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