【国内男子】大混戦の末 片岡大育が涙の逆転優勝

国内男子

アジアンツアーとの共同開催になるアジアパシフィックダイヤモンドカップの最終日が千葉県のカレドニアンGCで行われた。

優勝すると日本ツアーとアジアンツアーの両方のシード権が得られる今大会は、アジアンツアーの強豪も多く出場している。

優勝は2011年からアジアンツアーに参戦し、アジアンツアーと共に育った片岡大育。
トップと1打差でスタートしたが12番まで2つスコアを落とす苦しい展開。
しかし、同組でトップでスタートした高山忠洋とプーム・サクサンシン(タイ)も伸び悩む中で、片岡は終盤の14、16、17番でバーディー。
この日1アンダー、トータル12アンダーとし、逆転で今期初優勝。
2016年のトップ杯東海クラシック以来の通算3勝目をあげた。

海外志向が強い片岡は、自ら育ったと感謝したアジアンツアーの2年間シード権という武器を取り戻し、「こんなに嬉しいことはない」と喜んだ。
今後の海外での活躍に注目だ。

高山とサクサンシンはこの日2オーバーでトータル10アンダーの2位タイ。

4位には金庚泰、宋永漢、今平周吾が9アンダーで入った。

賞金ランク2位の宮里優作は46位。
残り10試合になった今シーズン終盤戦、賞金ランク1位のチャン・キム、2位の宮里、3位の今平の賞金は600万円以内に入る激戦となってきた。

■アジアパシフィックダイヤモンドカップ最終日

順位 選手名 通算 合計
1 片岡 大育 -12 272
2T 高山 忠洋 -10 274
2T P・サクサンシン -10 274
4T 金庚泰(キムキョンテ) -9 275
4T 宋永漢(ソンヨンハン) -9 275
3T 今平 周吾 -9 275
7T 任成宰(イムソンジェ) -8 276
7T D・オー -8 276
7T M・グリフィン -8 276

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