女子ゴルフに注目!黄金世代やプラチナ世代の次は第三世代!

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日本女子プロゴルフ界では言わずと知れた黄金世代。
全英オープンを制した渋野日向子プロ、日本女子オープンを制した畑岡奈紗プロや原英莉花プロをはじめ、多くの選手が活躍しています。

それに続く安田祐香プロをはじめとするプラチナ世代も話題に上りますが、さらに次の世代の「第三世代」や「新世紀世代」と呼ばれる世代にも注目が集まってきています。
見ていきましょう。

日本女子ツアーで活躍する三世代

女子プロゴルフ界において、渋野日向子プロや畑岡奈紗プロの活躍でついた○○世代。
それと同時に、その2学年下の安田祐香プロなどの2000年度生まれの世代が話題になりましたね。
しかしふたを開けてみると、さらにその1学年下の世代に注目が集まりました。

【黄金世代】
黄金世代は1998年度生まれの女子プロゴルファーのことを指します。
主戦場が米ツアーである畑岡奈紗プロがその代表とも言われますが、彼女だけでなく多くのプロが活躍を見せています。

例えば渋谷日向子プロは海外メジャー優勝したことで大きな話題となりました。
その他にも優勝経験者のプロは勝みなみプロ、河本結プロ、原英莉花プロ、小祝さくらプロ、大里桃子プロ、そして2018年最初に優勝した新垣比菜、2019年、黄金世代9番目の優勝者・淺井咲希プロがいます。
そして、2020年の日本女子オープンでは屈指の飛距離を誇る原英莉花プロが優勝しています。

他の黄金世代のメンバー含めて彼女達の特徴はパワーがあって飛距離も出る点です。
女子ツアーの平均飛距離アップにも一役買っています。

【プラチナ世代】
黄金世代に続いているのはプラチナ世代。
2000年度生まれの女子プロゴルファーです。
古江彩佳プロ、西村優菜プロ、安田祐香プロ、渋沢莉絵留プロ、吉田優利プロ。

なかでも古江彩佳プは2019年の「富士通レディース」では、ツアー史上7人目となるアマチュア優勝を成し遂げ、堂々のプロ転向宣言。
プラチナ世代の顔と言っても過言ではないかもしれませんね。

【第三世代】
黄金世代、プラチナ世代のさらに下の世代は第三世代や新世紀世代と呼ばれはじめています。
プラチナ世代のさらに1学年下の2001年度生まれで、2019年のプロテストに合格した女子ゴルファーのことを呼びます。

受験年齢が引き下げられて、当時高校3年生だった3人が合格しました。
前年プロテストに合格したルーキーイヤーの、いきなりの活躍には驚かされたのではないでしょうか。

注目の第三世代のプロゴルファー

ここで第三世代、新世紀世代と称される女子プロゴルファーに注目していきます。

【笹生優花プロ】
2020年開幕戦のアース・モンダミンカップで5位タイ。
2020年8月16日、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントで優勝し、女子ゴルフで初の21世紀生まれの優勝者となりました。
2020年8月27日、ニトリレディースで連続優勝。
10代での連続優勝は宮里藍プロと畑岡奈紗プロに続く3人目となりました。

ジャンボ尾崎の門下生であることで知られ、注目されているのはドライバーの飛距離です。

【西郷真央プロ】
笹生優花プロと同じくジャンボ尾崎の門下生である西郷真央プロ。
開幕戦、第2戦と最終日に最終組で戦いました。
開幕戦のアース・モンダミンカップでは笹生優生と揃って5位タイ、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントでも5位でした。

【山下美夢有プロ】
開幕戦では同級生2人とは対照的に96位タイで予選落ちしプロの洗礼をうけました。
そこで飛距離アップに向けてウエイトトレーニングや食事方法を変えて、2ヶ月で大幅な飛距離アップを実現しました。
またそれだけでなく、ショートゲームのさらなる強化にも取り組み、同級生の2人に続けとばかりに勢いをつけてきています。

まとめ

黄金世代、プラチナ世代、さらにその下の第三世代や新世紀世代と呼ばれる世代。
どんどん低年齢化しているゴルフ界の印象もありますね。

続々と生まれる、実力を備えている新しい世代にこれからも注目が集まりそうです。
もちろんそれらの世代より上の世代のプロも負けてはいません。
いろいろな世代が切磋琢磨することで女子ゴルフ全体がさらに盛り上がっていきそうですね!

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