ゴルフクラブが光輝く!パーツごとのお手入れのコツをご紹介
そんなに汚れていないと思っても、いざラウンドに行こうとゴルフクラブを見てみると、汚れやサビでヘッドがくすんでいた…。
そんなことのないよう、クラブを新品以上に光り輝かせるお手入れ方法をご紹介。
次回からのゴルフはピカピカなクラブで気持ちよくプレーしましょう。
ゴルフクラブのお手入れのパーツ別注意点
ゴルフクラブはパーツごとに異なる素材が使われていて表面処理にも違いがあります。
お手入れ前に、パーツごとの注意点をチェックしておきましょう。
【ドライバーヘッド】
複合素材があたり前になったことで、ドライバーヘッドの掃除もやや複雑になっています。
光沢のある仕上げのドライバーは「ピカール」などの研磨剤を使ってもOKですが、マット仕上げやカーボンあむき出しになったヘッドは注意が必要。
基本的には「メラミンスポンジ」などでこするだけにしておいた方がよさそうです。
【アイアンヘッド】
アイアンのヘッドはメッキされていることがほとんどで、比較的お手入れしやすいです。
ただし、綺麗になるからと研磨をしすぎると表面が腐食しやすくなるので、やりすぎは禁物。
【シャフト】
カーボンは表面が保護されているため心配は少ないですが、スチールは水を使って洗うとサビが浮きやすい。
研磨剤などで表面を優しく磨くことが大切です。
【ソケット】
ヘッドとシャフトを接着するホーゼルの部分は、水の侵入経路になってクラブを破損させる原因になります。
なので水を使ったお手入れは避けたいですね。
もしソケットが浮いて隙間ができていたら、ショップや工房で修理してもらいましょう。
【グリップ】
手垢や埃がつきやすいグリップは、こまめにお手入れしたいパーツの一つです。
ただし油分を浮かせる薬剤を使うと、ゴムが固くなって劣化するので注意。
またグリップエンドの穴は通常内側から塞がれていますが、もし破けて水分が入ると腐食の恐れが生じてしまいます。
絶対に水分が入らないようにしましょう。
ゴルフ用品のお手入れ方法
次に具体的にゴルフ用品のお手入れ方法を見ていきます。
【アイアン・ウェッジのお手入れ】
溝の汚れはブラシなどで取り除けますが、あまり強くこするのはフェース面の傷のもと。
木工用ボンドを溝の中までしっかり塗りつければ汚れを包み込んで固まり、乾いた後は綺麗に剥がせます。
・ 金属磨き用の「ピカール」で全体を磨く
・ フェースに「木工用ボンド」を塗って乾かしてからはがす
・ 「メッキ磨き材」&「メッキ保護剤」でコーティング
お手軽派は手順2まででOKです。
【ドライバー・FW,UT】
お手軽にヘッドを綺麗にしたいなら「メラミンスポンジ」と「ピカール」がマスト。
・ 水を含ませた「メラミンスポンジ」でヘッド全体をこすり水分を拭き取る
・ 少量の「ピカール」を塗って綺麗な布で拭く
・ 「パーツクリーナー」で油分を落とす
・ フェース以外にコーティング剤をつける
ここでもお手軽派は手順2まででOK。
ピカールは少しずつ液を付けて伸ばしながら磨くのがポイントです。
【グリップ】
中性洗剤で洗うのが基本で、おすすめは手洗い用の「泡石鹸」。
タオルに泡を乗せ、塗り広げるようにグリップ全体を拭き掃除し、濡れタオルで仕上げ拭きをすればOK。
グリップの汚れは手垢などの皮脂なので、これで綺麗に落ちます。
【シューズ】
ラウンド終わりなどにエアクリーナーでゴミを飛ばし、ブラシで掃除しても、シューズには頑固な汚れが黒ずみのように残ることがあります。
これらを落とすには「消しゴム」で擦るのが効果的。
特に白いシューズは新品のような白さが復活するのでぜひ試してみてください。
まとめ
ゴルフクラブは基本的には腐食しにくく作られています。
しかし濡れた芝からのショットなど過酷な状況で使われることもあって、手入れをしないで汚れをためると劣化が進んでしまいます。
ちょっとの作業でピカピカになるゴルフクラブ、ご紹介した方法を試してみてください。
またクラブのお手入れが完璧でも、それを収納するバッグの中が汚れていては台無しとなるので、逆さにして葉っぱやゴミを落としたり掃除機をかけておいてくださいね。