ゴルフも注目!東京オリンピックの会場と代表選考の概要は?

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いよいよやってくる2020年東京オリンピック。
前回のリオオリンピックで復活したゴルフにも期待が高まっていますね。
2020年度のJOC強化指定選手も発表され、オリンピックについても誰に可能性があるのかが気になるところですね。
男女ともに整理してご紹介していきます。

東京オリンピックゴルフ競技の概要はどう決まる

7月30日~8月8日まで開催される、東京オリンピックのゴルフ競技について見ていきます。

【日程と開催地】
・ 男子は7月30日(木)~8月2日(日)
・ 女子は8月5日(水)~8月8日(土)
・ 開催は霞ヶ関カンツリー倶楽部東コース(パー71)

男女ともに4日間72ホールの個人戦でストロークプレーで、予選カットはありません。
尚、オリンピックの出場選手の基準はIOCによって決められています。

【出場の選考基準】
・ 男女とも60名で、原則としてオリンピックゴルフランキング60位以内
・ 男子は2020年6月23日、女子は2020年6月30日時点でのオリンピックゴルフランキングに基づいて各国の代表が決まる
・ 原則各国2人までだが、オリンピックゴルフランキング15位以内であれば1カ国最大4人まで出場可能
・ 5大陸で60位以内のランクインがない場合でも最低1名の出場枠を確保
・ 開催国の日本は男女それぞれ1名の枠を保有

このことから必ずしも60位以内で出場できるとも限らず、60位以内でなくても出場が可能の場合があるということです。
一方世界ランキング上位15位以内に1つの国の選手がひしめいていたとしたら、5人目以降の選手はオリンピックに出場することはできません。

日本については、60位以内に誰一人いなくても、今回は男女とも1名は確保されています。

強化選手と代表に近いのは誰どう決まる

【2020年度のJOC強化指定選手】
日本ゴルフ協会が設けた2020年度の「JOC認定オリンピック強化指定選手」というものがあり、今回基準を満たし申請があった上位8人ずつ計16人が選出されました。

男子は昨年度に引き続き松山英樹、今平周吾、小平智、星野隆也、時松隆光が選ばれ、石川遼、比嘉一貴、浅地洋佑が新たに選ばれました。
女子は継続が畑岡奈紗、鈴木愛、比嘉真美子、上田桃子の4人。
そして渋野日向子、稲見萌寧、河本結、勝みなみが新たに選ばれました。

強化指定選手は国立スポーツ科学センターとナショナルトレーニングセンターの施設を利用でき様々なサポートを受けられるので、東京オリンピックの代表選考に向けても大いに弾みになるでしょうね。

【今後のツアー日程】
代表選考のランキングの期日とツアー日程とを比較すると、男子は海外メジャー「全米オープン」終了直後。
それ以前の「マスターズ」と「全米プロ」をあわせて年明けから3つのメジャー大会が選考期間に含まれます。
また国内は「日本ゴルフツアー選手権」が締め切り前最後の大会となります。

女子は海外メジャー「KPMG女子PGA」終了直後です。
「ANAインスピレーション」、「全米女子オープン」の計3つのメジャーが選考期間に含まれます。
国内では「アース・モンダミンカップ」が選考前の最終戦となります。

【変動するランキングに注目】
ちなみに2月18日時点のオリンピックゴルフランキングを見てみると。
男子21位松山英樹36位今平周吾、女子4位畑岡奈紗12位渋野日向子15位鈴木愛です。
男子は2枠が現実的ですが、上位2人を85位石川遼以下の選手が大逆転の可能性を求めて追っていますね!

女子は15位以内に3人がつけています。
基準では世界ランク15位以内に3人以上が入れば最大4人までが出場できるということです。
現在彼女らを追って、58位稲見萌寧61位河本結64位上田桃子と続きます。
4人目争いにも注目です!

まとめ

IOCによる東京オリンピック出場選手の条件は少々複雑ですね。
各国の代表は男子が6月23日、女子は6月30日時点のオリンピックランキングで決まります。
60人が代表ですが、単純に60位に入っていれば出場できるというわけでもありませんね。

日本の場合は男子は2名の可能性が高いです。
女子は最大で4人の出場が見込めるかもしれません。
ランキングは刻々と変動するので目が離せないですね!

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