雨の日のプレイはどうしたら?

ゴルフライフ

楽しみにしていたゴルフが雨。憂鬱ですね。雨の日のラウンドを快適に!といった記事もみかけますが、それは無理ですね。どう頑張っても晴れの日にはかないません。
しかし、少しでも助けになるように気を付けていただきたいポイントをお話してみたいと思います。

スタートまでの注意点

前日、天気予報が雨ならできる準備はしておきましょう。
まず、レインウエアです。レインウエアはゴルフ用の高機能なものがもちろんベストです。ですが、年に1回か2回しか使わないとしたら1万円以上するようなウエアはちょっと買いにくいですね。できれば5000円前後でもゴルフ用を買っておいた方が良いのですが、準備し忘れてしまった場合はコンビニのレインウェアでも無いよりは良いでしょう。
あまり激しい雨で無ければ、ハーフで全部着替える前提でレインウェアを使わないという方法もあります。
念のため、下着も含めてハーフで全部着替えられるような準備をしておくと良いでしょう。
また、タオルは多めに入れておきましょう。ラウンド中に使うものをキャディバックに、ロッカールームで使うものは着替えのボストンバックに、それぞれいつもより多めに入れると良いでしょう。
次に出発時間です。
車の場合は晴れの日より少し早めに出るようにしましょう。ゴルフ場の近くにお住まいであれば特に考える必要はありませんが、高速を使うような距離ですと思いのほか時間がかかることがあります。
到着してからも晴れの日よりは準備に時間がかかりますので、その分余裕をもって家を出るようにしてください。
スタート時間が近づいたら、雨の状況によりウエアを着るかどうか決めます。あまり早く着込むとムレますので、スタートの少し前に決めましょう。小雨でとりあえず着ないでスタートする場合は、キャディバックの中のレインウエアがすぐ取り出せるか確認しておいて下さい。特に4サムでひとつのカートで回るような時は、中のほうの2つのキャディバックは背袋に手が届きにくいので、スタート前にチェックしておくようにしてください。

ティーグランド

ティーグランドは、雨でもライは整っていますしティーアップできますからそれほど問題は無いのですが、集中力を保つのは大変です。
ただでさえ1番のティーショットというのはゴルフの中でもっとも難しいと言われるくらいのショットです。
距離の欲は捨てて、ミートを心がけるようにしましょう。また雨の日はランが出ませんから、なるべく高い球を打ちたいtところです。スプーンでもユーティリティーでも構いませんので、比較的得意なフェアウェイウッドを使ってスタートするようにしたほうが良いでしょう。
朝イチはただでさえ体が回りません。ましてや雨の日ですと、スタート前の練習もほとんどできませんし、レインウェアなど着ていたら余計です。
前に飛べば良いや、くらいの気持ちでいきましょう。

フェアウェイ

フェアウェイは、あちこち水たまりが出来ている可能性があります。カジュアルウォーターのルールは積極的に活用しましょう。
ルールを拡大解釈するのはどうかと思いますが、救済が受けられる局面では積極的に救済を受けるようにしましょう。
ボールがラフなどに飛び込んで見つからない場合ですが、ルール上は3分間探せます。ただ、探している間同伴競技者も後続組も雨の中を待つことになるので、あきらめも肝心。ダメと思ったら早めに切り替えましょう。
グローブですが、人によりつけっぱなしで回る方、ショットの時だけつける方などクセがあります。ただ雨の日はなるべくショットの時だけつけるようにしてフェアウェイを移動している時ははずしてポケットに入れておきましょう。つけっぱなしですと、どうしても濡れてしまいます。

グリーン

グリーンも水があると重くなります。水の有無を見る時は自分のパッティングライン、つまりボールからカップまでの間だけではなく、カップの先も確認してください。
カップの先に水があれば、かなり強く打って外れてもそれほどオーバーしません。雨の日はどうしても強めのパッティングになるので、カップの先も見ておくと楽に打てるケースも出てきます。

まとめ

雨の日は、やることがどうしても多くなります。傘をさしたり、毎回グローブをつけたりはずしたり。セルフならボールもしょっちゅう拭かなくてはなりません。
雨そのものよりも、普段と違う煩雑さが原因で集中力を保つのが難しくなります。
どうしてもミスも増えますので、普段よりも気楽に、飛ばなくても良い少しくらい曲がっても良い、くらいの心構えでラウンドしたほうが案外良いスコアが出たりすると思います。

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