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距離計使っていますか?

2020/08/07|ゴルフウィズ編集部

ゴルフのラウンドも今やセルフが主体になってきました。なんども訪れているコースであればあまり困りませんが、はじめてのコースだとレイアウトやハザードの位置、そしてなによりも距離がわからなくて困ります。そのため最近は距離計がもてはやされています。では実際ラウンドでは必要でしょうか。そのあたりを考えてみたいと思います。

距離計が無い場合に頼れるものは?

ラウンドするのに距離がわからないのではまったくゴルフになりません。キャディさんがいればキャディさんが教えてくれますがゴルフ場もセルフ営業が主体になってきているので、ゴルファーが自分である程度距離の判断ができるような工夫はしています。

・残りヤード表示杭
これはどのゴルフ場にもありますね。だいたいは残り50、100、150の3つの距離の表示があることが多いようです。数字が書いてあるもの、線が引いてあるものなどがあります。測り方のコツですがまず150なら150の杭を2本探します。右サイドと左サイドにそれぞれあるはずです。その2本を結んだラインと平行に自分のボールに向かって歩測しましょう。あとは歩測のぶんを足し引きするだけです。少し大股気味の1歩がだいたい1ヤード換算くらいで測れば良いのではないかと思います。

・カートナビ
セルフラウンド用の乗用カートに、最近はナビを搭載しているゴルフ場が増えてきました。スタート時点ではコースの俯瞰図とグリーンの注意、ピン位置などが表示されます。移動するとカートを止めた場所から残り距離が表示されますがひとり1台のカートを使っているわけではありませんので、自分のボールの位置とカートの位置の関係から残り距離を推察しなくてはなりません。そのため、正確性という意味ではちょっと苦しいかもしれません。

GPSかレーザーか

さて実際に距離計を用意するとなると、ふたつの方式があるのがわかると思います。ひとつはGPS方式でひとつはレーザー方式です。これは一長一短なのですが簡単に特徴をまとめてみます。

・GPS方式
コースの俯瞰図に自分の位置と残り距離が表示されます。一番の難点はシステムに組み込まれたところまでの距離しかわからないこと。ハザードなどはだいたい表示されますが、レイアップするときの目標までの距離とかスタイミーになっている木までの距離なんかはわかりません。また距離もレーザー方式に比べるとアバウトな印象です。
良い点はお手軽なこと。最近は腕時計式などが主流ですのでちょっと見るのに最適です。また価格もレーザー式に比べるとお手頃です。

・レーザー方式
距離の正確性はあきらかにレーザー方式のほうが優れています。測りたい部分までの距離が測れますので、たとえばピンまで150でピン奥まではいくつなんて使い方も可能です。
競技レベルではこちらが主体。ただしお値段はかなり張りますし安いものですと精度も測定スピードもいまいちです。

まとめ

結論から言うと、無いよりはあったほうが便利。レーザー方式までは必要ないというのが筆者の個人的な考えです。
正直あっても無くても一般のアマチュアでスコアが変わることは無いと思います。距離がわかっても、そもそも当たりが毎度違いますし縦距離も平気で10ヤードくらいズレますから距離計の精度は問題になりません。ただ、まったく残り距離が不明で番手を選ぶのは不安も残りますので、GPSでざっくりとして距離は掴めると便利です。
また、たまにみかけますが50ヤードくらいで距離計を見るのはやめましょう。それくらいは目測すべきです。スロープレーにも繋がってしまいます。

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