ウェッジ選びのポイント!リカバリー率を上げるウェッジの選び方

プレー・クラブ

バンカーやラフからのリカバリーがうまくいくかどうかは、ウェッジによるところが大きいといえます。「ダフってしまう」「飛距離が出ない」といった悩みは、スイングではなくウェッジに原因があるかもしれません。この記事では、そんな悩みに沿った、リカバリー率を上げられるウェッジの選び方をご紹介しています。リカバリー率の上昇はスコアを縮めることに繋がりますので、ぜひこの記事を参考にウェッジ選びをしてみてください。

ウェッジ選びでチェックすべきポイント

バウンス角

バウンス角とは、シャフトを垂直にした際に、フェースよりも下に張り出しているソールの角度のことをいいます。バウンス角が大きいほどヘッドが地面に刺さりづらく、小さいほどボールをすくいやすくなるのが特徴です。

ロフト角

ロフト角とは、シャフトとフェースとの間で作られる角度のことをいいます。ロフト角が大きいほどボールが上がりやすく、小さいほど飛距離が出やすくなります。

ソールの幅

ソールの幅には、広いものと狭いものがあります。ソールの幅が広いものはダフリやトップなどのミスショットをしづらく、ソールの幅が狭いものは打ち出したボールの高さ調整やスピンの量を調整しやすいという特徴があります。

目的別ウェッジの選び方

バンカーショット

「バンカーショットでは、ダフってしまってボールが飛ばない」という場合のウェッジの選び方としては「バウンス角とロフト角が大きく、ソール幅の広いウェッジ」を選びましょう。大きなバウンス角と幅の広いソールが、ヘッドが地面に刺さってしまうことを防ぎ、大きなロフト角がボールを上げやすくしてくれます。

具体的な選び方としては、バウンス角は12度、ロフト角は58度、ソール幅は極力広めのものを基準として選ぶと良いです。ただし、1つだけ注意して貰いたいのは、ロフト角を大きくすればするほどボールの下をすくってしまうミスが出やすい点です。ロフト角が大きければ大きいほど良いわけではありませんので、選ぶ際には注意するようにしましょう。

ラフショット

ラフに入ってしまったときに使用するウェッジの選び方は「バウンス角とロフト角が小さい、ソール幅の広いウェッジ」を選びましょう。バウンス角やロフト角が大きかったりソール幅が狭かったりするウェッジでは、ダフりやトップなどのミスが出てしまう可能性が高いです。

バウンス角やロフト角が小さく、ソール幅の広いウェッジを選ぶことで、ダフりやトップなどのミスを防ぐことが可能です。具体的な選び方としては、バウンス角は10度、ロフト角は52度、ソール幅の広いウェッジを基準として考えると良いです。

ウェッジ選びでは、バウンス角、ロフト角、ソール幅に注目することが大切です。「いまいち選びきれない」「打ち分けるのが難しそう」と感じるのであれば、アイアンセットと同じメーカーのウェッジや、PWから6度ずつロフト角が大きくなるように選ぶことをおすすめします。

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