ゴルフ上達のためにポジティブな言葉でノートをつけてみよう

ゴルフライフ

ゴルフの上達のために行うことは色々ありますが、例えばノートをつけることもその一つではないでしょうか。
これはゴルフに限らず他のスポーツや自己啓発などにも使われますよね。
ただノートをつけるのではなく、つけるコツのようなものがあるのでご紹介していきます。

ノートはいつ書くと良いのか

ゴルフをノートで振り返った時、ポジティブな言葉が並んでいると気持ちも明るくなります。
実際なかなかそうはいかないのですが、そのつける時間を変えると内容も変化することに注目してみます。

【多くの人は夜に書く】
ゴルフノートをつける人の多くは、日記のような感覚で夜に記入をしているのでは。
その日を振り返ることも大事ですが、夜に書くと反省やミスなどネガティブな言葉や否定的な考え方ばかりで埋め尽くされる傾向があります。
するとそのイメージが強く刻まれて、寝付けなくもなります。
これではノートをつける良い効果が打ち消されてしまいますね。

【ノートは朝に書く】
その一方で、ノートを朝書くようにするとどうなるでしょうか。
朝起きてからノートを書くと、不思議なことに夜とは真逆で、反省ではなく「今日はこんな一日にしよう」「この練習に取り組んでもっと上手くなろう」という前向きな言葉が続くことに気づきます。

もちろん反省も大事ですが、それ以上に大事なのが上達するための課題克服であって、それを実現する「やるぞ」という思いです。
自然とチェックする項目を朝ノートに書き出すということになるので、そこにはネガティブな言葉は登場しません。

【トレーニング時にノートを使う】
さらにゴルフの上達に向けて、トレーニング中にも自分の成長を追跡しましょう。
練習場での一打一打を細かに記録することは難しいですが、簡単にその日の飛距離の傾向や弾道などを記録することで、自分の成長を確認することができます。

ノートを使って未来を拓く

チェックする項目をノートに書き出した後、そのノートをラウンド時に持ち出して上達に繋げる方法もあります。
そのステップをご紹介します。

【ラウンド前に目標を決める】
ラウンド前に今回の目標を決めます。
例えばドライバーの飛距離を10ヤード伸ばす、アプローチショットを7回グリーンに乗せる、パットの成功率を70%以上にする、など具体的な数値を挙げるのがコツ。
数値がある方がしっかりと意識できます。

【ラウンド中にノートを使う】
ラウンド中はスコアをつけることに手一杯ということもあるでしょう。
そこはゴルフ上達のため「今日はノートをつける!」と決めて、ラウンド中に記録をしてみましょう。
その内容は、スコアはもちろんのこと、どのクラブを使ったか、どのようなショットをしたか、わかる範囲での風向きや距離などの環境条件、そしてその結果何が起きたかを記録します。

【ノートのデータを分析】
ラウンドが終わった後、ノートに記録されたデータを分析します。
どのショットが成功してどのショットが失敗したのか、などを確認して欠点や課題を把握し、次回のラウンドでどう改善するのかのポイントを明確にします。
ここでは、未来に向けての分析をするということなので、スコアが悪かったことに落ち込む必要はないです。

【ノートを定期的に振り返る】
ノートはただつけて終わりではなく、定期的に振り返って自分が成長しているかどうかの確認をしましょう。
そこで目標が達成できているか、課題がどのような形で残っているかを確認します。
そして次の目標を設定することが大切です。

まとめ

朝つけるのがポジティブノート、夜つけるのがネガティブノート。
夜ノートをつけるとネガティブな内容になりがちで、朝だとこれからやるべきことへ意識がいくのでポジティブに。

これは実際の練習にも通じることで、自分のミスばかりに意識がいくとなかなか上達せず、その一方、仮に思った通りのボールが打てなくでも「次はこうやって打とう!」というポジティブな気持ちの方が現状を打開できます。
是非チェックする項目を朝ノートに書き出して、ポジティブな気持ちで練習に向かってみてくださいね。

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