意外にもゴルフはダイエットに効果的なスポーツなのは本当

「ゴルフってダイエットになるの?」そんな疑問を持つ方も多いかもしれませんが、実はゴルフは意外と運動量の多いスポーツなのです。
消費カロリー、筋力アップ、メンタル面への好影響まで、ゴルフが秘める「痩せる力」を探っていきますので参考にしてみてください。
ゴルフがダイエットに効く3つの理由
一見ゆったりとしたスポーツに見えるゴルフですが、ラウンドを回ると、想像以上に体を使っていることに気づくはずです。
ここでは、ゴルフがダイエットに効果的とされる理由を3つの側面から解説していきます。
【ラウンドで消費するカロリーは意外と多い】
18ホールをカートなしで歩くと、約8〜10kmのウォーキングに相当し、消費カロリーはおよそ1000キロカロリー以上になることも。
これはランニング1時間以上に匹敵する数値です。
特に丘陵コースやアップダウンのあるコースでは、さらに負荷が高くなります。
プレーを楽しみながら脂肪燃焼できるなんて、一石二鳥ですよね。
【全身を使うスポーツだから代謝がアップ】
ゴルフスイングでは、腕だけでなく肩甲骨・体幹・下半身と、全身の筋肉を使います。
とくにインナーマッスルや股関節周りは、自然と鍛えられていきます。
これによって、基礎代謝が高まりやすく、太りにくい体づくりにもつながります。
ゴルフに通うこと自体が運動習慣となって、日常でも消費エネルギーが増えていくのです。
【ストレス解消が痩せ体質をつくる】
ダイエットにおいて、意外と大事なのが「ストレスの管理」。
ゴルフは自然の中でリラックスしながら楽しめるので、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を抑える効果もあります。
ストレスによる過食や睡眠不足を防ぐことができれば、脂肪がつきにくい体質に近づいていけます。
ゴルフが「心と体の調律」をしてくれる感覚は、味わってみるとやみつきになるでしょう。
ゴルフでより効果的にダイエットするコツ
ゴルフ自体が十分な運動にはなりますが、少し意識を変えるだけでその効果はさらにアップ。
ここでは、ラウンドや練習時に取り入れたいちょっとした工夫をご紹介します。
【なるべく歩いてプレーする】
ゴルフ場ではついついカートに頼りがち。
でも、ダイエット目的なら「歩きゴルフ」がおすすめです。
キャディバッグを担ぐ必要はなくても、自分の足でフェアウェイを歩くだけで消費カロリーは倍増します。
歩くことで有酸素運動の効果が得られ、血流も促進。
日差しを浴びてビタミンDが生成されることも、代謝アップにひと役買っています。
【スイング練習も立派な筋トレ】
練習場での素振りやスイング練習も、立派な運動になります。
特に、クラブをしっかりと振り切る練習は、体幹や下半身の引き締めに効果的です。
「ゆっくり大きく」を意識することで、筋肉への刺激が変わり、脂肪燃焼にもつながります。
1日10分でも、自宅での素振りを習慣にしてみると、体のラインに変化が出てくるかもしれません。
【ラウンド前後の食事にもひと工夫】
ダイエット目的でゴルフをするなら、プレー中だけでなく、食事にも気を配るのが大切です。
例えばラウンド前は炭水化物中心にエネルギー補給し、ラウンド後はタンパク質と野菜をしっかりとるなどの工夫を。
また昼食にこってり系の定食を選ぶより、和食やそば系のメニューを選ぶだけでもカロリーカットになります。
ご褒美スイーツは9ホール終わってから、など、自分ルールを決めるのも楽しいですね。
まとめ
ゴルフは一見、のんびりと楽しむスポーツに見えるかもしれませんが、実は運動・筋トレ・メンタルケアの要素がバランスよく含まれていて、ダイエットにもぴったりのスポーツなのです。
「歩く」「振る」「整える」といったゴルフならではの動きや習慣を積み重ねていくことで、気づかないうちに代謝が高まり、痩せやすい体質が育まれていきます。
運動が苦手な人でも楽しみながら取り組めるのがゴルフの魅力。
ダイエットを目的に始めたとしても、気づけば生活の一部になっている――そんな持続可能なアプローチこそ、ゴルフダイエットの最大のメリットと言えるでしょう。