2017 東海クラシック初日 結果速報 松山の先輩 塩見好輝が好発進

国内男子

国内男子のトップ杯東海クラシックが愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースで開幕した。
トップはともに7バーディー1ボギーの66でキム・ヒョンソン(韓国)と塩見好輝。
東北福祉大で松山英樹の1学年先輩にあたる塩見がツアー初優勝、シード権獲得に向けて好発進した。

1打差の2位には、今期の関西オープンで初優勝を遂げた現在賞金ランク3位と好調の今平周吾、今季未勝利ながら現在賞金ランク4位の小平智、亀代順哉が並んだ。

亀代は大阪学院大学在学中の22歳で、今季7試合目。
予選突破は初戦のSMBCシンガポールのみで現在賞金ランク206位だけに、このまま好位置をキープしたいところだ。

トップと2打差の6位、4アンダーには、宮里優作、武藤俊憲、イム・ソンジュ(韓国)、スンス・ハン(米国)ら実力者が並んでいる。

賞金ランクトップのチャン・キム(米国)が日本ツアー留守の間に、賞金王争いを有利に進めるためにトップを奪っておきたかった宮里。
現在ランク2位のままだが差は180万円と徐々に縮まってきている。

賞金ランク1位のチャン・キム(米国)は2アンダーの20位だが初日でトップと4打差は慌てる位置ではないだろう。

一方、ディフェンディングチャンピオンで、先週のアジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップで涙の優勝を果たした片岡大育は、トップと7打差の1オーバーで64位。

片岡は先週のアジアンツアー優勝によって、PGA2017 – 18シーズンの2戦目、マレーシアで行われるCIMBクラシックの出場権が手に入った。

10/12日開幕の同日程には日本オープンがあり、既にエントリーを済ませていたが、日本オープンをキャンセルする方向。
罰則を受ける可能性が高いが、その後の高額賞金大会WGC HSBCチャンピオンズの出場の可能性も出てくるだけに、海外志向の強い片岡としてはぜひチャレンジしたいだろう。

片岡は、得たチャンスを活かし海外へはばたく前に、今週は少しでも順位を上げておきたいところだ。

■トップ杯東海クラシック 初日

順位 選手名 通算 賞金順位
1T 金亨成(キムヒョンソン) -6 63
1T 塩見 好輝 -6 97
3T 亀代 順哉 -5 206T
3T 今平 周吾 -5 3
3T 小平 智 -5 4
6T 任成宰(イムソンジェ) -4 16
6T 武藤 俊憲 -4 34
6T 宮里 優作 -4 2
6T S・ハン -4 12

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