レディースゴルファーは何の練習に力を入れるのが良いか

ゴルフスクール・練習場

ゴルフの上達の為には練習は欠かせません。欠かせませんが、一般のアマチュアの場合練習できる時間というのは非常に限られています。プロはともかくとしても学生のように毎日練習できるわけでもなく、忙しい毎日の中で余暇を使って練習しなくてはなりません。
そんな中で特にレディースゴルファーの皆さんはどんな練習に重点を置くのがスコアアップに役立つのでしょう。一般の男性ゴルファーとは少し力点を置くところが違いそうな気がしますね。そのあたりを考えてみたいと思います。

距離が出ないのをどうカバーするか

一般のアマチュアのレディースゴルファーの場合、もちろん個人差がありますが距離が出ない方が多いのではないでしょうか。
レディースティーを使うといっても、白マークと距離にそれほど差が無いコースもあります。競技レベルでは距離のハンデは決定的ですが、アマチュアのレクシエーションゴルフではカバーする方法は沢山あります。
そこで練習も、距離の不足をカバーすることを重点にするとスコアに繋がりやすくなってきます。

アプローチ

なぜかアプローチがあまり得意でないレディースの方が多い気がしますが、やはりスコアを作るうえではショートゲームは重要です。アプローチの得意不得意は単純に練習量の問題といっても良いでしょう。
もちろん基本となる打ち方などはありますが、フルショットに比べれば身体への負担も少ないので、普段あまり運動をしていない方でも「打つ」ということに関してはそれほど問題がありません。寄せは数を打てば必ず上達してきますので、しっかり練習をしましょう。

ドライバー、フェアウェイウッド

距離が出ないとはいえ、ある程度前に運べないとボギーであがるのも難しくなってきます。そこでドライバーとフェアウェイウッドです。
ある程度パワーのある男性であればフェアウェイウッドはあまり打てなくてもそれほどスコアに影響はしませんが、レディースゴルファーには重要なクラブです。
さて、ドライバーですが振り回して少しでも距離を稼ぐというよりも、とにかくフェアウェイに飛ばすことを重点に練習しましょう。
ドライバーが当たれば次がショートアイアンというのであればともかくセカンドでウッドを使う前提で考えるとラフには入れたくありません。10ヤード20ヤード短くてもフェアウェイから打てるのとラフから打つのではセカンドの難易度が大きく違ってきてしまいます。
またフェアウェイウッドもとにかく大曲しないようにミートを心がけましょう。コースに出れば多少トップしても問題ありませんし、グリーンのそばに運べれば大成功。リキまずにミートする練習を積んでおきましょう。

パター

パッティングが上手くなれば、スコアは劇的に変わります。もっとも練習の環境がなかなか無いのが難点です。
グリーンで転がすことなど、コースに行った時のスタート前くらいしかできないという方も多いでしょう。
そこで、自宅ではまずひとつの事に絞って練習してみましょう。
それは芯に当てる、という練習です。そんなの簡単、と思われるかもしれませんがドライバーなどと違って、芯を少し外すことでモロに1打失うのがパターです。きちんと芯に当てる事に集中して練習し、距離感はコースである程度調整をします。
芯に当てられるようになるだけで、距離感の合い方もショートパットがカップインする確率も向上します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。やはり飛ばない分、それに合わせたマネジメントが必要です。普段の練習時間の割り振りもマネジメントに合わせた割り振りにするのが効率的です。もちろんスイング作りなどは継続しておこなうべきですが、14本をまんべんなく練習するのではなく、はっきりと濃淡をつけたほうがスコアは作りやすくなってきます。

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