ゴルフ用語を初心者が覚えるなら使用頻度が多い基礎用語から

ゴルフライフ

ゴルフは専門用語が多く、初心者にとっては少しハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、よく使われる基礎用語を覚えておけば、ラウンド中の会話がスムーズになりプレーにも自信がつきます。
ゴルフを楽しむために、まずは使用頻度の高い基本用語を押さえておきましょう。

ラウンドで頻出する基本用語

ゴルフのラウンドで戸惑わないために、最低限知っておきたい基本用語をご紹介します。

【スムーズなプレーのために必要な用語】
オナー:ホールのティーショットを最初に打つプレイヤーのことで、前のホールで最もスコアが良かった人が該当します。

OK:パットがカップの近くまで寄った際、次の打数を加えてホールアウトとすることで、スムーズなプレー進行のために使われます。

暫定球:ティーショットがOBかもしれない場合、時間短縮のために別のボールを打つことで、元のボールが見つかれば、暫定球は無効になります。

【コースの状態やボールの位置を表す用語】
ライ:ボールが止まっている場所の状態のことで、芝が整っていれば「ライが良い」、ディボット(削れた跡)や傾斜地なら「ライが悪い」と表現します。

ディボット:ショットの際に削れてしまった芝のことで、ディボット跡からのショットは難しくなるため、慎重な対応が必要です。

ハザード:池やバンカーなどの障害物のことで、バンカー内でクラブを地面に付けたり、水面を叩いたりすると2打罰になるため注意。

OB(アウトオブバウンズ):プレー禁止区域のことで、1打罰で同じ場所から打ち直すのが基本です。

アウト/イン:アウトは1〜9番ホール、インは10〜18番ホールを指し、本来はアウトコースからスタートします。

【ルールに関わる重要な用語】
ワンペナ(ワンペナルティ):池や特定の区域にボールが入った場合、1打罰を加えたうえでプレーを続行するルール。

前3・前4:ティーショットがOBや池に入った場合、ホール前方の特設ティーから3打目または4打目としてプレーするルール。

ドロップ:池や修理地などにボールが入った際、ひざの高さからボールを落としプレーを再開すること。

ショットやスコアに関する基礎用語

ゴルフは打数を競うスポーツなので、ショットやスコアに関する用語の理解もしたいですね。

【ショットに関連する用語】
トップ:ボールの上部を叩くことで低く転がるショットで、飛距離が出にくくなります。

ダフる:ボールの手前の地面を叩くミスで、ボールが思ったように飛ばない原因になります。

キャリーとラン:ボールが空中を飛ぶ距離をキャリー、地面に落ちてから転がる距離をランと言い、キャリーが多いほどバンカーや池を越えやすくなります。

【クラブに関する用語】
シャフト:クラブの柄の部分のことで、スチールやカーボン製で、しなり具合が異なります。

フェース:ボールが当たるクラブの打面のことで、ショットの精度を上げるために一定の箇所で打つことが求められます。

ロフト:クラブフェースの傾斜角度のことで、角度が大きいほどボールが上がりやすくなり、小さいほど飛距離が出ます。

ヘッド:シャフトの先についているボールを打つ部分。

ソール:クラブの底のことで、ソールの幅が広がるほどボールが上がりやすくなります。

【スコアに関連する用語】
ダボ(ダブルボギー):規定打数より2打多いスコアのことで、初心者が多く経験するスコアのひとつ。

トリプルボギー:規定打数より3打多いスコアのことで、スコアの安定にはこの打数を減らすことが目標になります。

PAR(パー):各ホールに設定された基準打数のことで、PAR4のホールなら、4打でカップインするのが理想的です。

まとめ

ゴルフ初心者が覚えておきたいのが、ラウンド中によく使われる基本用語です。
スタート時の「オナー」や「OK」、ショットに関する「トップ」「ダフる」、ルール用語の「ワンペナ」「ドロップ」などを理解すれば、スムーズにプレーが進みます。
用語を知ることで同伴者との会話も弾んでラウンドがより楽しくなりますね。
これら基礎用語をマスターして、充実したゴルフライフを送りましょう!

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