ゴルフ 好きなら知っていたい歴史的名選手達

海外男子

どんなスポーツでも、歴史的に名前の残る選手というのがいます。それはゴルフも然りです。ページの制限があるのであまり大勢を載せることはできませんが、そんな名選手、名プレイヤーのうち何人かをピックアップしてみたいと思います。

ボビー・ジョーンズ

ゴルフの歴史の中で唯一年間グランドスラム(その年に開催されたメジャー大会すべてに優勝する)を達成した選手で「球聖」と呼ばれています。
生涯プロに転向することなくアマチュアで通した選手で引退後にマスターズトーナメントを創設、またマスターズが開催されるオーガスタナショナルゴルフクラブの設計にも関与しています。

ジャック・ニクラス

1960年代から80年代に活躍した選手で、史上最高のプロゴルファーとも言われています。同時代のアーノルド・パーマーらと共に大活躍をしてプロゴルフをメジャーなスポーツにした功績は大変なものがあります。
メジャー通算優勝18回という記録はいまだ破られていませんが、特に有名なのは1986年のマスターズの優勝でしょう。年齢的な衰えもあり1980年を最後にメジャーでの優勝がなかったニクラスが8年ぶりに息子さんをキャディに従えて史上最年長で成し遂げたこの優勝の時にはオーガスタナショナルに「Jack is back!」の歓声が響き渡ったと言われています。

アーノルド・パーマー

ジャック・ニクラスと同じ時代のスターで、どちらかというと緻密で神経質なイメージがあるニクラスに対して豪放磊落で超攻撃的なゴルフをするキャラクターで庶民層に人気が高かった選手です。熱狂的なファンが多く、今でいう「追っかけ」的な彼のファンは「アーニーズ・アーミー」と呼ばれていました。
彼が好きだったアイスティーとレモネードを混ぜたノンアルコールドリンクが「アーノルド・パーマー」という呼称で定着していることなどからも、その人気がうかがわれます。

アニカ・ソレンスタム

全米女子で通算72勝をあげゴルフ殿堂入りを果たしたスゥエーデンの選手です。日本で唯一開催される全米女子プロゴルフの公式戦TOTOジャパンクラッシック(当時はミズノクラッシック)で、なんと5連覇を達成しており、そのことからも特に日本での知名度が高い選手でもあります。

岡本綾子

最近ではテレビのゴルフ中継の解説者として知っている人も多いのではないでしょうか。日本人の女子としてははじめてアメリカのLPGAに正式に参戦した選手で、アメリカでは通算17勝をあげ1987年に、はじめてLPGAでアメリカ人以外で賞金女王になった選手です。驚くほど柔らかい流れるようなスイングリズムが特長です。

タイガー・ウッズ

現代のゴルフ界のカリスマ中のカリスマ。2019年に日本で開催されたZOZOチャンピオンシップで、サム・スニードが1965年に達成したPGAツアー通算82勝に並びました。年間グランドスラムこそないもののメジャー優勝はジャック・ニクラスの18勝につづく15勝で2位、生涯獲得賞金も1億ドルを突破して1位です。
1987年にマスターズで優勝してから2008年までにメジャーを15勝する神がかり的な強さを見せていましたが、その後度重なる故障やスキャンダルでツアーから遠ざかってしまいます。しかし見事復活を果たし2019年にマスターズを制しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。名前くらいは聞いたことがある選手が多かったのではないかと思います。
日本の選手も特に女子は渋野日向子プロがメジャー制覇するなど若い選手で力のある選手が出てきていますので、いつの日か歴史に名前が残るような活躍をしてもらいたいと思います。

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